開運神社仏閣巡り117
皆さんは自努力しなければ叶わないなら、神社仏閣巡りなど、時間と金の無駄だと思われるかもしれません。
そうですよね。
頑張れ!
努力したら叶うなら、別に神社仏閣巡りなんかする必要はない。
御先祖さま供養も同じくですよね。守ってくださらないなら、御利益をいただけないなら、お墓参りしなくてもいいや。
となりますよね。
これって親孝行にも通じますよね。
ある程度元気でお金を持っている間は、お父さんお母さん感謝します。としおらしく通い、お小遣いをいただきながら、高齢になり介護が必要が必要になると、敬遠して寄り付かなくなる。
側から見ると浅ましいと思いますが、我が事となると、何かと言い訳を自分で作って回避する。
こちらも忙しくて生活が大変。親の面倒看る余裕なんかない。
と言いながら、
家族で旅行したり、外食する。
しかし、奥さんやお子さんは見てますよ。
お父さんって冷たい人だね。
自分だけ良ければいいんだ。
愚僧の父は、祖父は早く亡くなりましたが、長年仕送りしたり、何かと贈り物していましたよ。田舎に。
決して両親の御恩を忘れることはありませんでした。
うちは先祖代々続く武家で、私で34代になります。
古い御先祖さまのお墓はそのままですが、直近3代は土葬を火葬にして、新たに住居地にお墓を求めて、御祀りしました。
大変な費用と手間が掛かったはずです。
父は黙ってやり遂げましたね。
特段いいことはありませんでしたが、確実に人生を一歩一歩進めていました。
大病することもなく、天寿を全うしています。
確実に守りが入っていましたし、臨終の時は、挨拶に来た上、御先祖さまのうち、偉い方、いつの誰とは、名乗りませんでしたが、
看取り御苦労であった。
父上の御供養くれぐれもよしなに御頼み申し上げる。
と上下を付けた方が、お出ましになりました。
こちらこそ、我が父を宜しく御頼み申し上げまする。
と返答いたしました。
目には見えない、
声にも聞こえない、守りは必ずありますよ。