開運神社仏閣巡り97
土日は殆どが法要になります。
見えない聴こえない世界ですからね。亡き方に想いを巡らして、真剣に御供養させていただくのが、一般的ですね。
しかし、まあ、子どもの頃から、感じてしまう哀しい性。
うわあ、故人さままだ若いわ。あらら。まだまだこの娑婆世界に未練が、、、
向こうに渡りたくないようだし。葬儀告別式は別な坊さん。
業界の話になりますが、どこぞの檀家になっていれば、所属寺の住職が導師を勤めます。しかし、寺離れが進んだ昨今、葬儀社に依頼するケースが増えていますね。
結婚式もそうですよね。クリスチャンでもないのに、神父さまや牧師さまに導きをお願いするケースが多くないですか?
愚僧は石屋さんの紹介で、納骨埋葬から葬家の方とお付き合いするケースが増えています。
逆に、愚僧は葬儀屋さん紹介の葬儀は受けていません。理由は簡単。
葬儀告別式は葬家の方の都合や、火葬場の事情で、日程が決まります。
法要の予定を2ヶ月や3ヶ月、時には半年前からお受けしています。
あくまでも、先約優先ですから、物理的にお葬儀はうけられないです。
ダブルブッキングした場合は、知り合いの僧侶に依頼するのですが、直前になって、葬儀が入ったから、助勢できないと、言われてしまうと、本当に困るのです。
葬儀であろうと、十三回忌であろうと、葬家の皆様には、一回だけの法要です。
愚僧は先約優先を絶対に崩しません。
ですから、あの住職は葬儀はやらない住職だと(笑)
酷い人になると、あの人は、導師の資格がないとか、大袈裟、七条袈裟の着方を知らないのではないか?
とか言われています。
鋭い!
付け袴、色衣、大袈裟、正式な作法で付けられないかもしれませんね。
これはマズイ。
兄ちゃんまた調子よかこと、
言いよったやろう?
なんのこと?
喪主んごりょんしゃんになんて言うた?
ええ?どこで聴いとった?
お嬢様かて思うたばい。
ああ、歯ん浮いたようなおべんちゃら。
坊主とは思えん。
お子しゃんが言いよったやなか。
うちんお母しゃんマスクすると、
若う見えるって。
あれはおべんちゃらやろうが?
そうばってん正直。
喪主ん未亡人ば勇気づけたかったけん。
そうだけと、調子に乗りすぎてやろう!
はい、反省する。
わかりゃあよろしか!