開運神社御利益巡り37 檀信徒さまのために…
基本的なことなんですが、愚僧は御利益を求めてはいないのですよ。
変わり者なんですよ。
奇人
変人
声が聞こえました。
お前は、貴人だよ。
貴人じゃないよ。
鬼人!
鬼っ子ですか??
お前は天狗の子だったわ。
小さい頃から御神仏が好きなんですよ。
お仕えするのが、生活の一部。
お仕えしたいからしている。
特に何かをしていただこうとは思っていません。
そろそろ、親戚のおじさん、おばさんに会いに行くか?!
って感じです。
だから、
ご挨拶は
こんにちは🌞
檀信徒さまのためには祈りますよ。
でも、私個人のためには、お願いしませんよ。
親戚のおじさん、おばさんのところに行って、
おじさん、出世させてよ。
おばさん、お金ちょうだい。
とは言いませんよね。
バチ当たりますよ(笑)
朝早く起きて、掃除、雑巾掛け、お榊、供花の水上げ、御神水、御神酒、御供え、拙寺では、赤飯、お稲荷さん、干瓢巻き、餅菓子を御供えします。その後、祝詞奏上、読経と続きます。
2時間半くらいかかります。祝詞も読経も普通に読んでいるとこれだけで2時間かかってしまうので、高速読経です。
法事で読経していたところ、
お子さんから、質問されました。
おじさん、なんでそんなに早く読むの?
本当は、ゆっくり読めないのです。
ゆっくりだと、どこまで読んだかわからなくなるんです。
お経は口で覚えていますからね。
でも、その子には、
有り難いお経を短い時間でたくさん読みたので、早くなってしまいます。ごめんなさい。とカッコつけて、嘘ついてしまいました。
おじさん、ゆっくり読めないんじゃないの?
なんでですか?
ピアノの先生が言ってたけど、ゆっくり弾けないんだってさ。
バレたか?!
その通り。