《住職が教える》神さまから呼ばれるpart3

今日は午前中2軒の法要をさせていただいたあと、とある、通には有名かつ、神通力がすごいと評判の某寺院に参拝のため伺いました。いわゆる祈祷寺ですね。

こちらはかなりマニアックな方も多く皆さん真剣にお祈りされている姿には、敬服しますし、所願成就を祈らずにはいられません。本堂の中に入るかたはそれくらい真剣な方が多いのです。
私は、坊さんの格好、白衣の上に、黒の簡易衣で首から袈裟を掛けていましたが、車の中で普段着に着替えて何食わね顔で参拝しました。

何しに行ったの?

そうですよね!

皆さん聞きたくなると思います。

ひょっとして、
呼ばれたの?

いえいえ、
押しかけたのです。

理由は、
一年前に遡ります。
長年お付き合いのある信者さまから、電話がありました。

住職さん助けてください!!

どうしたんですか?

主人、いま入院しているのですが、
原因不明の吐血と下血が続いていて、いるんです。
お医者さんも原因がわからないと、安全にして点滴してるんです。

まだまだ、寿命というお年でもなかったので、お受けしたんですよ。

秘仏の仏さまに病気平癒の祈祷を始めました。

うちは、供養寺なんだけど。祈祷もまずいんだけど。

緊急事態ということで始めたのです。

ご主人さまは、幸に回復されました!本当に良かった!

しかし、

その後、体調を崩して、正月三が日は熱が出て、伏せってました。

これは力不足。
危なかった。

勧請した、
お呼びした仏さま。

に、どちらさまですか?

とお尋ねしましたが、お答えなし。

そのうちわかる。

と思っていたのですが、

私は、坊主をしながら、会社も経営しています。

おりから
コロナ禍の影響からか、4期赤字、ジワリジワリと内部留保が底をついてきて、私の貯金を崩して会社に貸し付けてました。

何とか、やりくりしていたのですが、コロナ禍特例で受けていた換価の猶予の社会保険料の厳しい督促。

社会保険料の支払猶予、分割納付は、国がコロナで苦しむ中小、零細企業を救済する制度じゃないの?

厳しい督促

このお金は支払に回せるとか、のたまう。
払ったら、会社が成り立ちませんがな。

そうだ!

借入は公庫に少しあるだけだから、
借入して返しちゃえ。

そこから、金融機関参りが始まります。

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